ブラスト処理編

さて、今日はブラストのお話。 「あ!?ブラストってナニよ?」ってヒト、いっぱいいるはずです(w
因みに僕も正しくは知らなかったわけで…(オ
今回かなり面白い自由研究的な実験でした。うちの社長も楽しげに実験していますヾ(´▽`;)ゝ

平たくいうと高速で砂みたいな粒を高速で吹き付けて、金属表面を処理する方法。よく自転車で耳にするショットピーニング処理(DEDAで言うKET処理はこの一種)はこういう事をしているわけです。アルマイトや接着工法の下地処理もこういう処理が行われてるわけで工業的手法では非常にポピュラーだったのですね。 詳しくは、今回おじゃました 不二製作所さんのHPを見てみましょう、超勉強になります。

んで、これが今回塗装&腐食をリムーブするKHS/BITCHフレーム。
ウチで相当長くダートジャンプのテストバイクとして使ってきたから、塗装もメタメタです(≧ロ≦)

そのフレームをブラストマシンに投入!その後ブラストを吹き付けていくワケですが、今回は打刻&擦過傷も消し去りたかったので最初に多少強いアルミナビーズを吹きます。 ってか、ゴイスです。白く色が変わってるところが塗装の剥がれてきたポイントこの面積を剥がすのにかかった時間は約30秒 いやあ…気持イイですな…この処理ヾ(@°▽°@)ノ

ここまで剥いてしまいました 最終的には全部塗装を剥いでしまうのですが、この処理で使ってるアルミナビーズは処理パワー的にもかなりキツい処理だから同じ場所に吹き続けると金属を痛めるそうです(笑)
実際、自転車の場合軽量なロードフレームの薄くなってる部分に吹き続けると穴が開いてしまうそうな(w …ま、今回は肉厚なダージャンフレームだからガンガン吹きますが

ここで閑話休題…これ、ふるーーーーいクランク達、写真では出づらいですが実は塗装表面が腐食で浮いたり錆びたりアルマイトが弱くなったり…もうぼろぼろです…まあ、物置から拾ってきたクランクだからちょっとブラストに実験台になって頂くと言う事で

これにまずは塗装表面剥がす処理をすると… こんな感じになるわけです!!完全な荒い梨地処理!最高です(w
いやあ…なんて言うかきれいになるモノです。みーんなきれいに剥がれてしまいましたこの後仕上げのブラストを吹きます。

これが仕上げのブラスト処理中、今度はアルミナビーズじゃなくってグラス(樹脂)ビーズ。梨地が密になって、きれいな仕上がりが望めます。ってか、みーんなブラストかけてみました(笑) んで、奥で転がってるのが仕上がり。錆びアルマイト塗装も有ったもんじゃありません。

因みにかなり体中ジャリジャリになりました(w

このフレームが最初の汚かったフレーム、アルミナビーズ&グラスビーズ処理で完璧に仕上がってます。この後アルマイトでも塗装でも何でも来いって感じです(゜∇ ゜)
なんて言うか、こういう工業技術ってスゴイよね(w

因みに、グラスビーズ処理が終わったクランクの拡大、本当はねぇ…バラしてブラスト→組み付けなんだけど。このクランクはあくまでも実験だからそのままブラスト行っちゃいました(笑)
このウチの数本は、場合によってはアルマイト処理の実験に行くかもしれず…ま、それは追々