元エベレスト高比良氏のブランドオリエンタル工業というメーカーを知っているだろうか、
氏が作り出す最高のクロモリロードバイクは 今でもレース会場でよく見かけるわけだが、奇しくも今回このバイクのレストアを施すことになった。
正直この状態で7400Wレバーを活かし、チューブラ+しなやかなクロモリパイプのバイクで仕上げてくれ!ということなら それもできたのだが、やはり現状でのクリンチャータイヤの優位性やSTIレバーの利便性が優先して来たので
今回の作業は105ベースの普段仕様にできるロードバイクを作ろうということに相成った。
懐かしいエアロレバーとクイルタイプステム+チネリモデル64。当時この組み合わせはある種黄金の組み合わせでした。
ステム&ハンドルは当時のイメージを大事にしたかったのでコレは残すことに…
因みにブレーキキャリパーはブレーキシュー(旧アルテグラ用)を交換して実走フィールをテストして 問題なければこのまま行くことになりました。
クランクアームも懐かしい7402、STI化&9s化を考えギア歯のみを現行の物に交換することで対応。
(BBはグリスアップで対応、シールドでも良かったんだけど玉あたりが全く悪くなかったのでこのままです)
いや、このクランクアーム僕も未だ現行で使っていますがクロモリフレームとの相性はすこぶる良いわけです 格好も良いですしね(笑)
懐かしいMAVICGP−4、今でもこのチューブラーリムを使っている人はちらほら見かけますが 一時期レース会場のロードバイクには必ずと言っていいほどコレが付いていた記憶が…
このままでも状態は良かったのでOHしてコルサEVOかなんかをいれれば結構良いホイールセットに なるような気がします。
ターボ+溝入のDAピラー、当時ロールスを使うかターボを使うか結構迷った記憶がありますが 結局ロールスTi>ターボマチック3>カンピニッシモの変遷をたどった気がします。
4時間以上使うとターボは…辛かったなあ(TmT
今ではフレームに台座すらないWレバーですがSISのインデックスの登場はかなり画期的で サンツアーやカンパとはこの時点で決別した感があります。
SIS+SLR=STIっていう公式がこのあたりからちらほらニオイ始めているんだなあ…
今でも使える物なら使いたい7400DAのリアメカ、9Sの時は何とかがんばってシンクロさせましたが さすがに10Sはシンクロしませんでした(w
プーリー変えれば今でも使えるのかなあ… 何でコレを使うかって?それは「格好良い」からですYO!
さて、今回はホイールにR550を使用します、クリンチャーリム+105のハブでも良かったのですが、 トータルコストを考えると中途半端なリム+スポークを使うよりこっちの方がコスト面と良いフィールのグッドバランス が得られるワケです。(+足回りに前衛的なイメージがほしかったこともありました。)
他パーツとのイメージも含めてホイールはシルバーで…
裏の補強リブが実践的なイメージを出していますがこの手の優雅な肩のラインを持ってるクロモリフォークに お目にかかる機会も随分と少なくなりました。
因みにこの時点でかなり分解されているのですが、この後フォーク&フレームは研磨>ワックスの怒濤の工程が 待っていたわけです(w
パーツ組み付け前の状態、相当元のパールホワイトに近くなってきたのでワックスを掛けて パーツの組付けを待ちます。
嬉しかったのはチェンステーのメッキが思いの外良い状態だったことと、前後フォークエンド+メカハンガーの 精度がきっちりでていたこと、乗り込んでる車両は若干の修正がいる場合があるから 今の状態は非常にGOODです。
メッキの状態が悪いとはがれて来ちゃうからなあ…
今回使うリアスプロケットはややワイドな12−25T、フロント50T−38Tのギア歯
コンパクト48Tを使うまでもなかったのと、クランクアームを活かしたかったので 足回りの軽量化と低ギア比で旨くセットアップしていこうと思います。
因みに案外このくらいのギア比じゃないと加速の限界が来てスピード感に頭打ちがでてしまうかなあ…と(^^;;
クランクアームとして組み付けてみるとこんな感じ さすがに50Tはコミカルです(笑)
元々付いていたタイムのペダルをMTB用のアリウムに変更、やっぱり純レースじゃないから 歩けるシューズは欲しいですよね(^^)
因みにアリウムの方がやや軽かったのが時代の流れでしょう
さて、組上がりです。こうみるとリアセンター短いなあって思いますが、低ギア比と相まってクロモリでも レスポンスの良い走りになりました。
白ワイヤー&コルクバーテープであんまり元のイメージを 崩さないでさっぱりとしたマシンにしてみたわけですが…
STIが付くと否が応でも前衛的なハンドル周りになりました(^^;;
ま・そこのところは手元変速がメインだったわけで、きっちり組み上がったので良しとします
因みにブレーキキャリパーとSTIの相性は特に問題が無く、しっかりスピードコントロールができました
50Tのアウター+MTB用ビンディングだとロードっぽくないイメージになるのですが、都内向きの仕様ってことで
っていうかコレ、俺がデリバリーに使ってたマシンの仕様そのままじゃんよ…_| ̄|◯
早いから良いんだけどね
タイヤはコンチネンタルグランプリやっぱり、コンフォート&シルキーを追求するとここに行き着きます。
サドルはプロリンクゲルフロウ、最近のサドルの中ではかなり細いシェイプでありながらコンフォートを追求した良品 重量を気にしないならやはりコレでしょうかね。
近頃のレースを見ているとこのゲルフロウを使ってる選手が多いことにががついたワケです…(今まではこの手のサドル使ってる選手はいなかったわけですが)ってか、ケツ痛いのはプロ選手でもいやなのねえ(笑)
最初表面は若干腐食気味だったので「どうよ?」って思いましたがバラして研磨、再組み立てで 相当美しくなりました。フリクションもしっかり組めばばっちり消える物です。 使用したブレーキシューは旧アルテグラ(6400系)用、個人的にはブレーキのフィールが 優しくなるから今でもフィールの変更には有効なアイテムってなわけです。
流石にこうして見ると時代の流れを感じます。鍍金ステーと調整エンド…最近見なくなりました。
実際走ってみたところ、昔のフジのクロモリロードのテイストを感じてちょっと目頭が熱くなりました(オ

ってか、こういう上質ってなかなか理解されがたいけど機会が有ればみんなに味わってもらいたいものです。