今回の改造はリペイントを兼ねて乗り味を含めたイメージの刷新を目論見たいと思うわけです。
んで当時のサエコレプリカ、いやあ・まだ真っ赤のころですね、ソリッド&シャープな乗り味が 持ち味のかなりレース色の強い車なワケですが、今回の改造でマシンカラーはヴァイパーレッドから メタリックブラックへ、ロゴもシルバーに変えてすっきりとさせる方向に持っていこうかと思います
コンセプトは通勤&デイリーライドに使えるロードレーサーファインデチューン。
今回の及第ポイント@ハンドル ユーザーの体格を考えるとフレームのTOP長528mm+ステム100mm+アナトミックハンドルバーのリーチ を考えると結構厳しいものだったので(特にDHを使うときのポジションに限界が・・・) ここで思いっきりショートリーチ化を試みることに。
大元のセッティングも相当DHバーを手前に送っているので、もう少しバー自体のセッティング を深めにして長さを生かしたポジションが取れれば良いなあなんて思ってます
通勤&休日ライドを楽にするためにハンドルは日東のM184STI、ステムはUI5の60mm これでかなり楽なポジション&ブラケットグリップのフィール向上につながるわけですな
及第ポイントAタイヤ 時間が経って降下してしまったヴィットリアのZAFFIRO、元々ボリューミーなタイヤだったので 休日ライドを楽にするのと、耐パンク性を向上させるのにこの代役として登場していただくのが コンチネンタルのGPX4season。
元々コンフォート感が強いコンチのタイヤだけどこの4シーズンは軽快感、震動吸収性、重量に対する耐パンク性どれをとっても合格点。
さすが多少値段することだけあります。 ちなみに使用するチューブも耐パンク性を考慮して同社のS28
及第ポイントBクランク 今回、これに関してはユーザーの希望もあったのでBBをそのまま生かし スギノコスペア(50−36T)のご登場になります。
大元のクランク長が172.5mmなのに対し、今回のクランク長は167.5mm 低ギア比&ショートレングスのコンパクトクランク、レスポンスが かなり向上しそうなので、多少タイヤでダイレクト感を欠いた部分の いい補填になってくれるかなあ・・・と願っているわけです。
因みにマシンカラーに合わせてクランクもブラック。
及第ポイントCサドル いや、随分がんばってくれてくたびれ気味のサドル、マシンカラーの変更に伴って このサドル君にもご隠居いただいて、変わりに登場していただくのが同社の フライトゲルフロウ。
今のサドルでも不具合を感じていないので、ポジション的に 起きる事を考慮して尿道の逃げ道を作ろうとゲルフロウ―ってなワケです。
因みにハンドル周り、日東サイズの400mmあるので体格を考えてこれを380mmサイズに変更 コンピューターの取り付け、ライトの取り付けetc・・・ハンドルのナロー化は結構問題が発生しそうです
場合によってはシフトワイヤーの方向を変速バナナで変更しないとバーと干渉する恐れがあるので シフトレスポンスと相談して色々やっていこうかと。
ペダルも随分がんばってくれたわけですが、今回思い切ってTIMEの新しいRXSに交換。 結構TIMEのフィールは好感触みたいなので、今回もTIMEで継続。

靴もこれにあわせて変更します。
さて、継続して使っていくパーツの一部ですが結構劣化したオイルと放置によるリンクの渋さが 目立つわけですが、これを(必要ならば)分解>洗浄>潤滑見たいな感じで仕上げていきます。
多分見た目的にはスプロケットが一番やばそうに見えるわけですが多分これは大丈夫でしょう。
現状でもかなり良い状態でOHに伴った特別な作業は必要の無い状況だったわけですが、 各所に塗装の上がりとかワイヤーの擦れあとっていう年輪というか月日の流れを 重ねたダメージがあったので、塗装&再組み付けの時にワイヤーが当たる部分の養生 とBBネジの浚い直しでリフレッシュしていただきましょう。
ブレーキはシューが劣化していたので現行で対応しているR55C+1に交換、。
これで多少ソフトなブレーキタッチを実現できるワケで、あんまりタイトなフィールにならない 仕上がりが期待できそうです。
同時にヒンジやピンを洗浄、注油してブレーキ本体のフリクションを低減していきます。
これが仕上がり、まあ何と言うか流石にアルテグラクラスは保管状況が程々によければ復活は可能です(笑
シューも新しくなったので良好なブレーキフィールが期待できそうです。 あとは塗りあがりのフレームに組みつけられるのを待つのみです。
さて、分解して洗浄の結果STIレバーのラバーとフェイスキャップの交換をする必要が出てきたました。
塗装上がりまでまだまだ時間掛かることを考えて今のうちにシマノのスモールパーツを手配、 STI内部の洗浄も済んでいるのでパーツ到着を待ってリビルトしたいと思いますな。
因みにFD/RD共に傷はまあまああるものの動き自体は良好、基本的な洗浄で 動作は復活しました。
スプロケットも乾いた状態の放置じゃなくオイルスラッジを取ってない状態の放置だったことが功を奏して、完全に脱脂洗浄した結果かなりキレイな状態まで持っていくことが出来たのがラッキー。
あとは完全組み立て後トルクかけて歯飛びしない事を祈るのみ。
塗装直前の状態、よく見るとボトルケージ台座の周りの下地が浮いてきていて あー、まあ年代考えると当然か・・・って感じになりますな。
どうしても年代が進むと塗装の浮きなんかも見られるようになってくるから このあたりが一番塗装をするいいタイミングなのだなあ、と思ってしみじみと見ていたりした。
ブレーキアウター台座も金属の露出してるところがかなり腐食してしまっているので 塗装の際にブラストでキレイにピーニングして頂いて、きっちりリビルトしていきましょう。


さて、これから他の洗浄に掛かります

意外と塗装が早く上がってきたので勢い余ってステッカー処理をして 記念撮影、チョイ前のトライアスロンモデルにこういう色使いが会ったような・・・
組上げるに際して前述の通りSTIレバーがなんとなくボロッチクってイヤだったのでブレーキラバーとSTIのフェイスキャップを交換。 流石に新車から時間がたっているのでラバーが崩れていたので良い機会だったと思いますな。 時間がたっていたので内部的にどうかな?とも思ったのですが、これも前述の通り洗浄と潤滑で新品とは行かないまでも良いフィールに戻りました。
ヘッドパーツを交換するに当たって、このマシンに元々ついていた7400系のHPを そのままベアリングを交換して流用することになったので、CPIのスレッド>アヘッド 変換キャップを使用することに。 このパーツ結構個人的に使っているんだけど、案外できが良いので困ったときの奥の手って所で重宝してるんだよな。
クランクはコスペア、レースみたいな走行をメインに考えているわけでもないので 50-36Tのコスペアを使ってどちらかというとトップ速より中間速と立ち上がりを大事にした 仕様に変更。リアスプロケの歯数も12-25Tなのでどちらかというと町中を軽快に 流す&ちょっと急な坂道が来たらインナーギアで回避みたいな乗り方に非常にいいフィールですな。48Tになるとちょっと手を抜きすぎたな…なんて事になりかねないのでそこはちょっとスパルタンに50T(w
んでこれができあがり、っていうかこういう新車がでたら間違いなく俺が買うかもしれず… 単色+銀シールという非常にマッシブな仕上がりになりました。 パーツもグレー&ブラックだから一見地味になりそうですがそこは黒にさりげなく混ざっている ラメとステッカーのギラギラが良い味を出すわけです。
タイムのペダルもグレーだったのでクランク周りの調和がとれていますな。 多少コスペアがつくとコミカルなイメージになりがちですが、最近は コンパクトクランクも定着してきたのでヒルクライムに使えるかもしれないなあ… なんて思ったりもします。
ピラーは変更なし、サドルのみフライトに変更。 ここでサドルに野暮ったい物を入れると台無しなので、シャープなイメージの サドルを入れて正解。
タイヤは町乗りであることを考えてコンチネンタルのGPX4season これでずいぶんラクチンに通勤とかに使用できるはずです。 …まあ通勤とか集中したトレーニングでパンクってイヤですからねえ、こういう仕様は必要なんですよね(^^。 フロントフォークはフレームのボリュームに合わせてブレードの厚い物をチョイス コスト面もそうですがレースユースでないのにカーボンコラムもどうかと思ったのでイメージ重視のアルミコラムにしました。
前述の通り多少ハンドルまで距離があったのをユーザーが嫌がっていたので ステムを日東の60mm、ハンドルを184STIに変更 これでずいぶんとサドル→ハンドル間が縮小できたので 乗車ポジションも改善されるでしょう。
んでこれが別view
クリップonバーを使用することもあるのでワイヤー干渉を避けるために 最終的に変速バナナで下方にオフセットしました。 近しいクリップonをセットしたら干渉はなかったので もし干渉したらそのときは改善策を考えたいと思います。 さて、取り敢えず今回の改造は此処まで、次回いじる機会があったら レポしたいと思います。
さて、前回の作業から暫く経ってOHに帰ってきたわけですが、
今回は前回の整備で洗浄やら注油やらで難を逃れていた箇所の消耗度合いを見ながら必要なものは交換して・・・
ってことだったのだが、いつの間にやらゴイスな整備になってしまいました(笑
現状では時間がたった分経年劣化した部分は有るなと思っていましたが バラしていくと以外にヤラれていたのです。
STIレバーなんとなーく動作させていると・・・あれ?9速目に入りません
恐らく中のギアが欠けたか入りが悪いかのどちらか。
ボデーの金属部分も若干腐食が進行して来ていることもあり 如何したものか悩ましいところです。
Fブレーキは若干ピボットにガタがありました
因みにSSDではピボットのベアリングも出ているので、構造上全部 分解できる以上、整備する場合は分解>洗浄>ベアリング交換>再組み付け というルーチンで復活させていきます・・・が今回は違ったのです。
ガイドプリーが案外減っています、RD自体にはガタや曲がりがないので 復旧をする場合は上下プリーを交換してRD自体もしっかり洗いこんでいきます。
プリーは意外と盲点なので変速がおかしいなと思ったときは
@ハンガーの曲がり
ARD自体の曲がり、ガタ
Bプリーの減り
の順で解決・・・する場合が多いです(笑
意外とコレやっても解決しないものが有るんですよねー(==)
意外と気が付かないのが前メカ
今回は全然問題ないのだが、案外羽根が曲がっていたり 内側がひどく削れていたりすることが多い。
ひどいのになると、取り付けボルトが緩んでいるのに そのまま乗り続けて内側にメカ全体が回りこんでしまっているものもある
・・・が、メカ自体は取り付けトルクというものがあるので コレを守らないとフレームをだめにする場合が・・・有ったなあ(==)
前回手を入れなかったのがこのピラー周り
結局バラして整備しただけなので、今回はグレードアップを図りたいなあ・・・
と思うのですが、いかんせんこのトムソンピラーの性能が高いので 安心感があって、高性能なアイテムをチョイスしたいと思います。
Rブレーキは・・・ダメでした(==)
ピボット自体がジャリジャリいってどうにも動いてくれないのと、クイックのレバーが 固まってしまっていました。
さて、今回はこの作業自体は必要ないのですが、常用するギアと チェンの負荷のかかり具合を見たかったので一先ず洗浄を・・・
因みに洗浄後チェンの抜けを見て見るとものすごくヤレていたので 今までの見てきた結果を合わせて、10S化をしてしまうことになりました
を、タイムのペダル先が欠けてしまっています。
如何ともし難いのでこれは同じものに交換をすることで解決。
って、訳で10速化+αで交換してしまうパーツの面々 前回のOHから良く頑張ってくれました。

いやはや、お疲れ様です
因みにこっちは残留組
一回分解して5ピンの緩みとOCTA噛合部の減りをチェックしてみましたが 問題なし、BBも一回下ろして再組付けでバッチリですな。
さて、こっちが新たに装着される10デュラ、まあ・・・ココまで来たら デュラですよねー。
因みに一番効果があるのは段数云々よりブレーキキャリパーでしょうね。
さて、困ったときのレコード様。数有るカーボンピラーの中で 調整のイージーさ、細かい調整範囲、重量、精度
どれをとってもレコードピラーはいいですねえ・・・その分高いけど(==)
前回トムソンのときはあまり気にならなかったのですが触ってみると 若干のバリと突起が有ったようです。
軽くリーマーを当てて挿入面をトリムしていきます。
コレをしないとピラーがザギザギになるだけでなく 今度は抜けなくなるという悪循環に陥るのでここはしっかり養生を・・・
んで、このとおり
クランプも新しくなったのでココだけ見ると新品のようです。
スプロケは6600
レースユースでなければチェンこそデュラですが スプロケはアルテでOKでしょう。
さて、仮組み状態で立ち上がったので記念撮影
これからチェン、ワイヤー、バーテープをつけて仕上げです。
さてコレで完成
バーテープがダークグレーシルバーになったので宇宙チックなイメージがします。
前回のワイヤーの逃げはコレで問題なさそうです
なんか、全体がイカツイので見逃しがちですがヘッド・・・1インチなんだよなー
正直ディテールは少し繊細なこっちのほうが好きだったりします。
キャリパーもタイヤも新調したのでコレでバイクコントロールは
格段によくなるわけです。
さて、9/10コンパチの歯と10Sチェンの相性が若干気になっていたのですが
実走した感じではシマノxシマノの組み合わせに対して若干切れが悪いのですが 正直気を付けていれば問題ない範囲なので、今回はコレで決行。
次のメンテの頃にはデュラのコンパクトクランクが出てるのだろうなあ・・・
リア周り、コレだけをみると最新型のように見えますが(笑
いや、またこのスプロケがガリガリに減るくらいに使い倒してもらいたいものです。 これがダメになる頃にはシマノも11速になっているのかしら・・・
さて、お名残惜しいようですが今回の改造はココで終了。
また頑張って江戸川を爆走できるマシンになってくれてうれしいですなー。