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さて、今回の改造は「俺、ロード買ったんだけど何か乗りにくくないか?」って人のためのスペシャルチューン。
ロードレーサーって「レースに使うモノ」であって「普段に使うにはちょっと意地の部分も含まれてるダロ!」
って感じが多分にあるから、気持ちよく町中を加速、疾走出来る「ロードバイク、アスファルトバイク」を製作してみよう!ってハラなのだ。 今回の材料は03モデルのSCOTT/ROADSTER-S2、これはこれでかなーり速いバイクなんだけど、おそらくありがちな問題点は4つ @「なんか、踏み出しが重くねーか?」 A「交差点を左折したら、立ち上がりが悪いと思うのだが…」 B「普段ほとんどロー側4枚しか使ってね−や」 C「フロントトリプルだとインナーギアって使わないべ?」 たぶんこんな感じ、何でかって?それは確実に「フロント52Tor53Tだと重すぎる&インナー30Tは軽すぎるから」なワケで、じゃあ、センター42Tだけで走ってるとフロントの変速に意味がないぢゃないか!…今回の追求のポイントもここになるってことだ。 実際1日走ってみると700Cホイールは1.25位の細いタイヤを履いたMTBよりストップ&ゴーに弱い事が解る、何でかって言うとホイール径が大きくなればなるほど回転させ始めるのに大きな力が必要になってしまうっていうまあ、慣性力のオマケのような約束事があって、メーカーはこれを解消するために軽ーいホイールセットを血肉の思いで作るわけだ。でもまあ前後で6万もするようなホイールセットをおいそれと町中じゃ使えないし、軽くなる=耐久性や整備性が落ちるからちょっと不安もある。 ってなわけで、今回は「地味ながら効果のある改造」を行ってみよう!キーワードは「ギア比」 |
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これが仕上がり後の状態、一見なーんにも変わってないんだが…(オイ)マシンの駆動系パーツにかなり手を加えさせていただいた。本来はフロントスプロケットだけの話なんだけど、どうせやるなら…って感じで一切合切ぜーんぶ変えちゃいました。 写真じゃ解りづらいけど外観的にかなりスッキリ、フロントのスプロケが小さくなったから、何となくコミカルな感じが漂うROADSTER-S2だけど、実際走らせたら@〜Cの問題が完全に解決! 元々このマシン700x25cのタイヤを使ってるから、路面を気にしないでガンガン踏める、漕ぎ出しが軽い&立ち上がりが良いって風になるのですな。700x23c>25cへの変更は最初の問題@〜Bを更に助長させてしまうんだけど、そこら辺もこの改造で解消。所謂「中間速が強い」バイクになったというわけです。 |
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さて、今回の改造で一番のキモがこのスプロケット、歯数は48T/36T。大元のトリプルギアが52/42/30Tだからトップ側で4Tダウン、ローでちょうど旧センター/インナーの中間を実現できる計算に… このスプロケット、今回はスギノ製を使用したけど、TAやFSAでもデリバリされてて、歯数構成も様々だから 今装着されている前後スプロケットをよく見てみて歯数構成から「ギア比」を計算・使いたいギア比を探し出して、脚力に合わせてチョイスしよう。 |
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これが装着後のフロントギア周り、ついでにクランクアーム、フロントメカ、BBを105に交換してしまった。
当然当初のギア板より小さくなる=軽くなる&関連パーツ交換で更に軽量に! 軽量化のメリットは「度がすぎなければ」一般ユーザーにもかなり効果のある所だ。仮に1日ツーリングで80km走ったとしたら、同じフレーム素材を使うなら当然軽いバイクの方が楽だからね(…まあ金額はかかるんだけど) 因みに通常のレーサーはフロントのスプロケットは通常52/42T、これを48/36Tに交換すると歯だけでも結構な軽量化になる上に、28〜32km/hまで到達するまでリアのスプロケを有効的に使えるからこれは効果が高いワケだ。 因みに、それを超えるスピードになった時には大体「次の信号が赤になる」から、また0km/hからのスタート… ロードレーサーが都内走行に向かないのはこのポイントが大きいんですな。 現実問題、都内で一番ギアを踏み込むシチュエーションって「スタートの時&登り」しかもその時って大体リア25Tを使ってるからチェーンは最大限によじられていることになる。 当然、チェーンの健康上非常にヨロシクない、フロントのギア比を下げるとリア25Tでスタートしてたとしたら23T付近でスタートできるからよじられる量も少ないって事になるわけだ。 |
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さて、リア周りも12-25Tの9Sスプロケット&105のリアメカに交換。ギア比を計算すると以下のようになる。 ・最大で48÷12=4.00//最低で48÷25=1.92 これをTOP52Tで再現しようとすると13-27Tっていうスプロケが必要になる上にリアメカのキャパシティーから考えてもミドルケージにする必要がある…これはあんまり現実的じゃないよなあ… つまりは今まで使っていたモノより2T小さいスプロケットが常用出来るわけで、 ここからは仮説 普段は都内巡航でトップから数えて5枚目をメインに使っていた フロントのギア比を下げる=普段3or4枚目を使えるわけですよ! 当然チェーンもヨジられないから寿命も延びるし、同じ歯数構成ならまだ下にカルいギアがまあまああるって考えると走りに相当余裕も出来るってことになるんだな。 付け加えて今回はリアの歯を8sから9sに変更したから更に走りに余裕が出来るわけです。 |
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8s>9sにしたのに伴ってシフターも交換、次の改造ポイントはブレーキ周りのグレードアップですな 「良く止まれるマシン」だからこそ安心してトバせるわけで、ブレーキも非常に有効です…ええ、マジで。 あ・そうそう、この改造はヒルクライム系マシンにも同様のやり方でいけるから流用してみると良いかもです。 |
ってなわけで、普段何となく使ってるロードバイク、なーんかしっくりこないなーなんて思ったら
いろいろな改造方法があるんで相談してくださいね!