DAY13/柔軟性


・仕事を追え、仕事に追われるな。
〜ベンジャミン・フランクリン〜

大好きな浅草をブラブラすると必ず帰りに通るのが吾妻橋になってしまう。
どうしたものか必ずここを通って三つ目通りに出てしまうのはどうやら道交法の賜物の所為もあるのかも知れん。
若しくは但馬屋のいり豆と壱番屋のおこげ煎餅を買って仲見世を通ると吾妻橋を渡るのが 帰るのに至極利便なのかもしれぬ、これは致し方ないことだ・・・ふむふむ。
今日は偶々カメラを持っていたので、「それ、駒方橋でも撮ってやろうかウヒヒ」と思ってマシンを降りる。 フィリップスタルクのゴールデンかりんとうを撮るのも悪くないがひねくれものの俺は ひじを欄干に固定して雄雄しい鉄橋を二、三枚取る、当然の事ながら地面に足が着いているので事実上俺は 橋と一体の構造になってしまっているわけだ。
そこにジャリトラがブンブン通る・・・これがまた揺れる、どのくらいかというとスローシャッターで 完璧にブレるほど揺れてしまう。
「何じゃこりゃ、随分と揺れる橋だわい」とプチ憤慨してみるも、よくよく考えてこの橋は 最後の改装が昭和6年(・・・だっけ)だからまあ致し方なかろうと一考、いや・・・それも無い。
答えは堅いだけの構造だとストレスで落ちてしまうからだ。
多少フレキシブルに作ることで、ストレスを分散しながらその物自体の破壊を防ぐのがポイント。 これをヤワく作りすぎるとテレビでよくやっている揺れて落ちてしまったつり橋のようになってしまう って算段。揺れが揺れを増幅してしまうそうだ。
よく見ればあっちの高速もそうやって作っているわけで、ただ堅いだけじゃダメなのは すごく大事なことなんだなあ・・・と、橋のうえで思ってみたりした。
ヒトもただガチガチに頑張るのも大事だけどたまには息抜きで次の目標を見定めるのは必要だよね、 何事もバランス、ウンウン。

ああ、いけない言い忘れていたけど橋を渡る前に買ったオヤジが買うフレーバーNo1(らしい)の バスキンロビンスのチョコミントレギュラーサイズワッフルコーンが溶けてしまいそうだったのだ、
さっさと食べて家にそろりと帰ろう。